猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

交通費に負けて通院先変えたらご覧の有り様だよ!

過去のエントリにて精神科病院に通院している件を何回か書いてきたのだが、実は昨年奈良市内から東大阪市内に引っ越して以降、夏から通い始めた精神科附属のデイケアに通うのも金銭的な事情から辛くなり、
このまま今通院している某精神科病院に行くぐらいなら、近所にある某精神科病院に行ったほうが交通費安くないか?
と考え始め、担当の臨床心理士の方やケースワーカーの方に何度も転院したい由を相談し、主治医のOKも出て何とか今年から転院する事が出来た。どうもありがとうございました。
で、年始早々転院先での初診となったのだが、転院前に予約した際に病院の受付係の方から男性医師か女性医師の指定がいるかどうかと訊ねられて不要であると伝えた結果、診察に出てこられたのは前の病院の主治医そして元主治医のセンセよりも歳を召された男性の医師で、前の病院の主治医が書いた紹介状に目を通すなりどうも頭を抱えこんでしまった様子で、処方中のストラテラに関してはこれは何の薬ですかね? と訊いてくる始末(汗
この時点でこの先生もしやAD/HD含めた発達障害に関しては完全にアウェイな方なのかな? と思ったが、まあこれに関してはぶっちゃけ仕方のない様な気がする。倭人の国の標準的な精神科医療が発達障害精神疾患としてまともに扱う様になってからまだ10年位しか経っていない訳で、世代的なものも加われば一部の治療者を除いて治療レベルに差が出てくるのはまだまだある意味仕方がない事なのかもしれない。彼をヤブ呼ばわりしても始まらないのだ。因みにこの精神科病院でも「発達障害を診ることの出来る」医師は他にいるのだがかなり手一杯な状況だとの事らしい。
取り敢えずストラテラに関してはAD/HD治療の為の薬剤として新聞等で取り上げられていたし昨年末に内服液も出ていると答えた。が、先生曰くこの薬は当院では処方していないかもしれないので薬剤師に問い合わせてみるとの事。最悪の場合処方されず別の薬剤になるかもしれないと覚悟したが、ただここの精神科病院はそこそこ規模のある所だけにAD/HD初めとした発達障害の患者が全く来てないなんて事は流石に無いだろとも思ったので回答を待つ事に。
結局ストラテラは処方できるとの事だったので取り敢えず次回までの診察の間までの分は処方して貰えた。まあこの先生は自分が頓服にリスペリドンを処方して貰っている件や過去にストラテラに加えてデパケンと桂枝加芍薬湯と四物湯を処方して貰っていた件も話すと物珍しそうな顔で聞かれておられた様だが。
自分としては前の通院先同様に薬物療法の他に臨床心理士による心理療法も希望したのだが、先生曰くこれも受けられるかどうか心理士に訊いてみるとの事で、暫くして臨床心理士の方が診察室に来られて後日心理検査を数回に分けて行う由を言われ、初回の検査日時が書かれた票を渡された。因みに発達障害心理検査は3年近く前に自分が受けた時の物から改訂があった件は前の通院先の臨床心理士から聞いた事があったので、まあそんなもんかと。
で、昨日心理検査初回だった訳だが、出てきたものは何かというとロールシャッハテスト。実は自分、精神科の心理検査は8年近く前に短期間受診した某医大附属病院の精神科で、その後に前の通院先の精神科病院で、これまで2回受けた事があるのだが、ロールシャッハテストに関しては受けた覚えがないというか、某医大附属病院の時はどうだったか覚えてなく前の精神科病院での心理検査の時は受けていない。なのでロールシャッハテストであることを意識して受けるのはこれが初めてとなる。意識して受けたからと言って、この検査で自分が言った事はその場で絵を見て思い浮かんだ事だけである。因みに定番のウェクスラー心理検査(これもこの名前を知ったのは実はつい最近なのだが)はどちらでも出され、某医大附属病院ではそれに加えてバウムテストがあったのだが前の精神科病院ではバウムテストは出なかった。
ロールシャッハテストに関してはトンデモ扱いしても構わんという意見があり、自分もどちらかというとその意見を支持するのだが、実際に受けてみると受ける側としてはなかなか面白いよなあと思ってみたが、正直疲れたw行う側も行う側でやり取りを逐一記入しなければならないしそれで終わりじゃないのだから大変だろうし、そりゃ他の心理検査と別の日にやる筈だよなと。
しかしまあ、あと数回心理検査の為に行く必要が有るわけで、検査のと検査の間にあまり間が空いても仕方ないのでこの2週間の間に全て済ませる形にしてもらったが、さてこれからどうなるか……