猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

「閉まります」「閉めます」どっち?

一昨日の神戸新聞にこんな記事が。そういや駆け込み乗車対策として電車の閉扉の際のアナウンスを「閉まります」から「閉めます」に変えようか? なんて話があって……結局「閉めます」に統一していないのねJR西。てか阪神もケースバイケースにしてるとは。
《電車の扉、閉める?閉まる? 駅の言い回し混在‐神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0002693616.shtml
 電車の扉(ドア)は「閉める」? 「閉まる」? 数年前から、鉄道会社によって、車掌の発車時の案内放送に、「扉が閉まります」と「扉を閉めます」の言い回しが混在している。ささいな違いだが、どこが違うのか。混雑時など使い分けているようだが、違和感を覚える利用客もいる。(長沼隆之)
 JR西日本によると、「ドアが閉まりますので、ドアにご注意ください」が標準。ただし、混雑時や駆け込み乗車の防止など乗客により強く注意を促す必要がある場合、「ドアを閉めます」の言い回しが使われる。頻繁に利用するという神戸市東灘区の会社員男性(45)は「昼間でも『ドアを閉めます』の表現を比較的よく耳にする」と話す。
 阪神は「扉が閉まります。ご注意ください」が標準。時折、「扉を閉めます」の表現も聞かれるが、「標準が絶対というわけではない。乗客に趣旨が伝わることが大切です」と同社。
 阪急、近鉄、南海も「閉まります」派。これに対し、京阪は「閉めます」派だ。2003年に統一したといい、「車掌が閉めることを明確にした方が利用客にも伝わりやすい」とする。大阪モノレールも08年11月から「閉めます」に統一。
 首都圏の西武鉄道では、近年まで「ドアを閉めさせていただきます」と放送していたという。
 「閉まります」と「閉めます」はどこが違うのか。武庫川女子大言語文化研究所の佐竹秀雄所長によると、前者はドアに焦点が置かれ、客観的で無難な表現に聞こえる。後者は車掌の意志による動作なので、利用客には強めに伝わるという。
 佐竹所長は「混雑時は車掌も乗客もイライラしがちで、安全でスムーズに発車させるためには『扉を閉めます』が効果的だろう。いっそのこと、関西弁で『もう、閉めまっせ』『はよ、乗りなはれ』とか言えば、心が和んでいいかもしれません」と話している。》
「もう閉めまっせ」「はよ乗りなはれ」……そんなん「扉(ドア)閉めますー」(←語尾を伸ばすのがミソw)でよろしいがなと思ってしまったのは私だけだろうか? それかもういっそ英語にしてしまう(あるいは英語による言い方と併用する)とかw
但し、私のような時間ギリギリで動いている奴は多分アナウンスの存在自体が「急げ!」の合図だからどんな言い回しを使おうとムダだがな!www