猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

佐村河内守氏の身体障害者手帳が詐取じゃないのかという話があるようだが

まあ自分もこの方に関しては、新垣隆氏がゴーストライターやってた件が発覚するまで知らなかったw寧ろ新垣隆氏のほうが何処かで聞いたことある名前だなというかw
「佐村河内守氏の耳は聴こえていた」新垣隆氏が会見 (1/4)
個人的には倭人の書いたクラシック音楽なんて今の所興味もなけりゃ縁もなく、ジャスラック著作権関係凍結して様子見る、ソチ五輪で佐村河内氏作曲として発表された曲で競技参加を決めている高橋大輔選手は使用曲を変えないとの事なので、まあ今回の「全部新垣隆氏の曲だったんだぜ」騒動の音楽方面のゴタゴタは当事者同士で刑事事件にするならするで勝手にカタつければいいぐらいにしか思わないし、まあ佐村河内氏も新垣氏も愚かだなとしか思わないが、気になる事がひとつ。
実は佐村河内守氏、聴覚障害による身体障害者手帳を所持しているという件は上記の新垣隆氏会見書き起こしを読んで貰えればわかるのだが、その原本を佐村河内氏本人がTBS『金スマ』にて公開していたようで、その時の画像が下記のまとめにある。
【ネットの噂】佐村河内守さんの内部情報を流出させたネットの書き込みまとめ ゴーストライター - NAVER まとめ
因みにこのまとめでは、彼の身体障害者手帳は詐取ではとの意見が入れられており、実際自分もTwitter上でも詐取とする意見やさすがに手帳は詐取ではないんじゃないのかとする意見を目にした。ただ個人的には現時点で佐村河内氏の身体障害者手帳は詐取されたものだと断ずるのは早計だろうと思う。
大体、身体障害者手帳というのものは住んでる自治体の役所の障碍者福祉行政担当している課の窓口言って、「スイマセン身体障碍者になっちゃったんで手帳下さい。」なんて言ったところであっさり発行してくれるものではない(当たり前だが)。
身体障害者手帳を発行してもらうには、以下のものがいる。

  • 申請用紙
  • 医師の診断書・意見書
  • 身分証明用の写真
  • 印鑑

この事は各自治体のサイトの障碍者福祉関係のページに書いてある。
横浜市健康福祉局/障害福祉のあんない/手帳の交付/身体障害者手帳の交付
身体障害者手帳・療育手帳のご案内 - 神奈川県ホームページ
つまりどういう事かと言うと、身体障害者手帳の取得には医療機関における医師の診察及び検査が必要という訳で、佐村河内氏の身体障害者手帳が詐取であるとするならば、

  1. 佐村河内氏が身体障害者手帳申請の為の聴力検査にて不正行為をしたのを検査を実施した医療機関側が見抜けなかった。
  2. 佐村河内氏の身体障害者手帳申請の為の聴力検査には問題なかったが、診断書を書いた医師が誤診した。
  3. 佐村河内氏の身体障害者手帳申請の為の診断書に医師による虚偽の内容が書かれていた。
  4. 佐村河内氏及び彼の家族及び彼の知人が診断書を偽造した。

ぐらいしか理由が考えられず、1. および 4. だったのであれば佐村河内氏側が許しがたい事をしたという話になるが、 2. だった場合は仕方ないにしろ 3. だったのであれは診断書を書いた医師こそ身体障害者手帳の持つ意義を毀損し佐村河内氏にとって本当に必要な治療の機械を奪い道を誤らせる一助をした意味でも佐村河内氏や新垣氏以上に許しがたいという話になるだろう。あともうひとつ考えられるとしたら佐村河内氏がTV局の取材にて公開した手帳の原本事態が偽造したものだった、というオチであろう。
ただまあ、佐村河内氏が両耳とも重度の聴覚障害で聞こえていない筈が実は聞こえてたという件にしては、彼の聴覚障害が後天的なものであるらしい事や、彼が実は聞こえていたと思われる行動をとったのがその何かの器具類のアシストのお陰なのかそれとも本人の錯覚によるものなのか現時点では不明なので、正直彼のの行動を間近で見て聴覚障害である事に疑問を呈した人の主観の域を得ないようにも思える。
なのでこの際、佐村河内氏の診断書を書いた医師が表に出てこない以上は彼の聴覚障害の程度の件に付いては何とも言いがたいというかその件でとやかくいうのは佐村河内氏に対してよりも聴覚障害者全員に対して失礼だと思うのだが。
それにしても佐村河内守氏、よくもまあ障碍者全体を貶めてくれる真似をしてくれたもんである。ただまあそれもこれも倭人の国の障碍者が抱えた障碍を克服して活躍しているという「物語」が倭人の国で「感動物」としてウケる傾向がある故の現象なのだがw