猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

「難病克服で甲子園」なんて、ありがたがるのは体育会系のバカ

数日前の記事。美談とはいえ、何だかなあ……。
《難病克服し甲子園出場 同病の児童から感謝の手紙‐神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/sports/0002475871.shtml
 かつて病院のベッドで夢見た甲子園が、新たな夢の発信地になった。太ももの骨が壊死(えし)し、脚の付け根などに痛みが走る「ペルテス病」を克服、今年8月の全国高校野球選手権大会に出場した西宮市の関学高3年、窪(くぼ)大介さん(18)=宝塚市青葉台2=に、同じ病気と闘う野球少年から感激の手紙が届いた。「すごく感動し、すごく勇気がでました」。すぐに返事を書いたという窪さん。「よく気持ちが分かる。野球をあきらめないで」とエールを送っている。(堀内達成)
 窪さんが病気に気づいたのは小学2年の冬。3カ月の入院後、小学4年の秋まで、装具で右脚を曲げたままの生活を送った。その間、運動は禁じられたが、我慢を重ね、装具を外した後は厳しいリハビリに耐えた。》
まあ半珍岩田の存在にしても同様だが、これは凄いと思う一方ぶっちゃけこういうノリはやはり個人的には頂けない。難病患者に「リハビリでもないのに自分がやりたいと思ったスポーツで身体を酷使するなんて頭おかしいんじゃね?」とまでは言わないが、こういうのを美徳とする発想の延長線上にあるのが障害者自立支援法だったり安保徹の「ガン患者にモルヒネ与えるな」論だったり、いろいろ何かと自他に無理を強いると言ったジャップに有りがちな思考をなかなか改められない要因になってしまっているんじゃないのと思うと鬱になる。