猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

「もしかしたら自分は長生きしないんじゃないかと……」

昨日Twitterを見てたら、某宗教学者の先生が福島第一原発事故による放射性物質汚染のヒト(だけではないのだろうけど)への影響がやはり悪いものになっているだろという由のツイートについて、代替医療を広めている者の論説に影響された挙げ句標準医療を拒否した為に落命した人の事例や過去にあった色々な終末論の流行の話と絡めてあのような論調は不特定多数の人間に「呪い」をかけてるだけだろという意見がタイムラインに上がっていた。
まあ自分の意見も現時点での福島第一の事故による汚染の影響は既に奇形児が産まれるほど悪いとかいう見方に関しては懐疑的で、各種代替医療の信奉者が標準医療を殊更に悪いものと決めつけてかかっている事についてはダメだろコイツらという思っているが、しかしまあそういう論調が出てくるのは結局現在の社会の在り方に対する不信の現れともいえるので、まあどちらの言い分もわからんこともない。世の中のありとあらゆる不条理に対して「呪う」事で復讐する者もいるわけだし。
というか、原発事故の影響に関する話や標準医療を否定する話などを聞いて、「呪い」をかけるのはそういった話を吹聴している者と言うよりは、むしろそういった話を真に受けた者だろうと思うのだが。
で、ここからが本題。他人から聞いた自分にとって良くない情報を聞いて自分に「呪い」をかける、というのは、それは何も疑似科学代替医療・カルトなどの信奉者が流布するような類の与太話を真に受けた場合に限らないんじゃないかと思う。
自分の場合、通院中の精神科での心理療法の時に担当の臨床心理士が発達障碍の人は遺伝子含めた色々な要因で長生きしない傾向があるというような事を言っていたので、自分は発達障碍持ちだった事が精神科に通い始めて判ったのはともかく、障碍の有無に関係無く今のところ自分長生きしたいとは断じて思わないしだからといって死に急ぐ気も無いが、担当の心理士による話が本当だとしたら自分が長生きしたいしなくない関係無くそもそも長生きできないものなのかもなと思うようになった事がある。とはいえ、自分の主治医(この頃はまだ元主治医のセンセだったが)に聞いてみないとなんともなと思ったので、診察の時に尋ねてみようとして自分が元主治医のセンセに言ったのがこのエントリのタイトル、
「もしかしたら自分は長生きしないんじゃないかと……」
という言葉。
まあ元主治医のセンセには、そんな事はない、ヒトは誰しも何かの遺伝子の異常がある訳だし、と言われて終了だったけどw
結局自分は、自分で自分は長生きしないという「呪い」をかけていた、という事。それも自らそれを望む形で。ちなみに自分、まだその「呪い」をかけたままにしている。というか解く気も無いが(苦笑)