猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

今頃になってようやくハーバーランドから完全に消える阪急

まあ、昨年10月末の神戸阪急完全終了のニュースと共にこんな話が挙がってはいたようですが……、

神戸ハーバーランド、イオン主導で再開発‐神戸新聞
ショッピングセンター(SC)事業大手のイオンモール千葉市)は27日、撤退の決まった神戸阪急や、イズミヤなどが入る「神戸ハーバーランドダイヤニッセイビル」(地 下1階‐地上6階)の商業棟と、専門店街「モザイク」(地上3階)を再開発すると発表した。施設を所有する三菱倉庫 (東京)などから再開発に関わる業務を受託。イオンモール は基本構想を練り大型SCとして面的整備に着手、2013年開業を目指す。(末永陽子)

ハーバーランドの商業施設運営は、1992年の街開きから百貨店の運営などを通じて携わってきたエイチ・ツー・ オー(H2O)リテイリングから、今後はイオン主導で進むことになる。

SCとして再開発する対象は、現在の神戸阪急と、イズミヤなどが入る「Ha・Re(ハレ)」の2棟で構成するダイ ヤニッセイビル商業棟▽モザイク‐の2施設。合計の店舗面積は約9万2千平方メートル。イオンモールが運営する全国約 60のSCのうち3番目の規模になるという。

今後、基本計画などを策定し、店舗の入れ替えや新しいテ ナントの誘致を行う。現在、Ha・Reにはユニクロやイズ ミヤなどの大型6店、モザイクには約70店がそれぞれ入るが、イオンモールは「テナントのすべてではなく、一部の入れ替えを検討する」とした。

当初は神戸阪急の後継施設だけを考えてきたが、「面として計画を立てた方が、集客力が上が る」と判断。Ha・Reとモザイクも対象に加えた。

同社は「ハーバーランドはウオーターフロントで景観も良く、立地的にも恵まれている。集客力のある施設で再生を図りたい」(経営企画部)としている。(2011/10/27 22:35)

最終的に神戸ハーバーランドイオンモール三菱倉庫が「排泄物色の時代錯誤な連中」の尻拭いに回る事になった訳ですなw

モザイク経営権三菱倉庫に譲渡 神戸ハーバーランド‐神戸新聞
阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングは10日、神戸ハーバーランドにある商業施設「モザイク」を運営するタクト(大阪市)の全発行株式の40%にあたる4千株を、 4月1日付で建物を所有する三菱倉庫に譲渡すると発表した。これにより三菱倉庫が全株式の60%を保有し、タクトの筆頭株主となる。

神戸阪急が3月11日に閉鎖するのに伴い、一体運用していたモザイクの経営権を手放す。三菱倉庫は、阪急阪神ホールディングス東宝がそれぞれ20%ずつ持つ残りの株式も売却してもらう 方向で交渉している。

タクトは1990年設立。モザイクには現在、飲食店を中心に約70店が入り、「当面は現状維持」(三菱倉庫)という。

神戸阪急やモザイクを含むハーバーランドの商業開発については、三菱倉庫と大手のイオンモールが2012年末をめどにリニューアル計画を策定する。(末永陽子)(2012/02/11 13:08)

で、こちらは同じニュースの産経記事。

神戸の「モザイク」運営会社株を三菱倉庫に譲渡 H2O‐MSN産経west

エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは10日、神戸ハーバーランドの商業施設 「モザイク」を運営するタクト(大阪市北区)の保有株式を、4月1日付で三菱倉庫に譲渡すると発表した。

同様にタクトに出資する阪急阪神ホールディングス(HD)や東宝三菱倉庫保有株式を譲渡する方向で調整している。タクトの現在の出資比率はH2Oが40%、三菱倉庫、阪急阪神HD、東宝が20%ずつ。

モザイクに隣接する百貨店「神戸阪急」が3月11日に閉店するのに伴い、阪急阪神東宝グループハーバーランドから撤退することになる。

合わせてH2Oは同日、自己株式を月内に2千万株売却すると発表した。3月にはみずほ証券を引受先とする自己株式売却も実施する。一連の売却で約112億円を調達し、今秋開業予定の阪急百貨店梅田本店の内装工事費にあてる。

因みにこの記事の最後にある、うめだ阪急の内装工事の費用に当てるとかいう件はH2Oリテイのニュースリリースに挙がっている今年2月10日付の「自己株式の処分及び株式の売出しに関するお知らせ」という記事にちゃんと書いてある事なので産経の飛ばしとか言わない事wつーかそれが意味するものって、やはり阪急阪神百の実情は死に体寸前のカツカツな状況になりつつあるという事なんでしょうかね?w
ま、神戸ハーバーランドに関しては所詮はバブル経済崩壊後もその時代のノリから抜けられなかった奴等の夢の跡なので自業自得感がすると言えばするし、誰が運営しようが潰れる運命にあるものは潰れるものなので、組織や創業者の悪徳振りでは恐らく小林一三の後継者達の足下には及ばないであろう、現与党幹事長の実家が経営に携わる企業の系列会社がテコ入れして少しは持ちなおして延命に成功したらまあ「三方よし」なんではという所かな、とは思いますがねw