猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

ダメ警士職から遠く離れて

数時間前、自宅のある賃貸アパートの火災報知器が作動した事を知らせる非常ベルが鳴り響き慌てて部屋の外へ。自分の部屋のある階の共用部を見渡すも何も異変のようすがない。
とは言え正直管理人のいない集合住宅でどうしろとと思って119番通報。消防の方の遠回しに落ち着けという応対の仕方と裏腹に、こちらは何とかしてくれとの一心で自分が把握している限りの状況を伝えようとしている最中に1階の宅配ピザ屋の方での誤作動との話を聞いて消防の方に謝る羽目になり、しかもその後警察から電話がかかってきて事情徴収、さらに警察の方と電話でやりとりしている間に警官が数名来てしまった、という状況に、まあ事の顛末はちゃんと話したので話はそれで終わっている筈だが。

こうなってしまったのは何故か? それは自分が先にアパートの自動火災報知設備の「総合盤」と呼ばれる操作盤を見なかったから。これに尽きる。
大抵の管理人室がない賃貸アパート(ワンルームマンション)の入口近くには、必ずこんな火災報知器の操作盤があると思う。

これが自動火災報知設備の総合盤。火災発生時にはどこの検知器が異常を察知したかが判る優れもので、火災報知器作動時の手順も書いてあるのだが、扱いを知らない人間にすればそれでもやはり扱いに困る代物じゃないかと思う。実際、自分がテンパって消防の方とやりとりしている間に誰かが非常ベルの音を一時停止させたようだが、この総合盤の前に集まっていたアパートの住人数名や宅配ピザ屋の店員の方はその後の操作の仕方がわからず立ち尽くしたままだった。残念な事にこれが事実。結局自分が復旧ボタンを押して元の状態に戻したのだが。

実は自分、警備員時代に自動火災報知設備の略である「自火報」という言葉を知っていた筈なのだが、それをすっかり忘れてしまい当エントリを書くにあたり「そういやあれの正式名称何だったけ?」と思って検索していて思い出した有り様orz
そういや自分、警備の職辞めてからもうかれこれ7年になろうとしているのか……リアル警備員やってた時も非常時の対応がずっとgdgdなダメ警備員のまんまだったけど、西梅田の地下で上番・下番の時や各業務の開始・終了時に自分の名前に「警士」を付けて報告していた日々は、今となってはただただ遠くなりにけり。