猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

本当の意味での「甲子園の魔物」は阪神のお偉共

ここ1ヶ月以上もエントリ更新していない間に今季の半珍は4位Bクラス決定でざまあみろな結果に落ち着き、引導渡された相手が巨人という事もあってか、珍ヲタに散々言われようがあれだけ監督の解任はやらないと言ってた坂井珍也や南タンも前言撤回せざるを得なくなり、結局真弓明信を実質解任となった訳だが(爆)、さっそく何人か候補が上がり球団側の本命は今期で退任の日ハム梨田監督という話をスポーツメディアが流しているが、どうやら今回の話は興業売上の大幅減少*1に電鉄サイドも危機感を抱いたか監督人選に結構介入するかもとの記事がwまあ阪神球団フロント=阪神電鉄経営陣の一部ではあるんだが……w

阪神本社主導、梨田氏招聘に本腰‐nikkansports.com http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20111018-851486.html
阪神が次期監督候補の日本ハム梨田昌孝監督(58)の 本格調査に乗り出したことが17日、分かった。前日16日に真弓監督の辞任が決定。坂井信也オーナー(63=電鉄本社会長)が指示を出し、本社主導で後任人事の選定に動きだした模様だ。外部招聘(しょうへい)の場合は、梨田監督に 候補を一本化。和田豊1軍打撃コーチ(49)、元2軍監督・平田勝男氏(52)の生え抜き組とともに議論を深めて いく。
阪神が電鉄本社主導で、次期監督の選定に動き始めた。前 日16日にBクラスが確定し、真弓監督の辞任が決定。一夜明けたこの日、大阪市内の電鉄本社で坂井オーナーや本社取 締役でもある南球団社長らが集まり、経営会議を行った。同オーナーは「(社長とは)特に話していない。昨日から何も 進展していない」と監督問題は議題に挙がらなかったとい う。新監督については、まだ一本化していないことを強調し た。
それでも、来季の新体制作りに向けて、早急に取りかかる 必要がある。この日、坂井オーナーが指令を出し、今季限り で日本ハムを退団する梨田監督の本格的な調査に乗り出した ことが判明した。
(中略)
本社主導による調査というのは、緊急事態を物語っている。監督人事はオーナーの専権事項ではあるが、その過程では球団も動かしながら進めていく。それが今年は例外な年になる。来季の続投が既定路線だった真弓監督 がチーム成績の低迷により、辞任を決断。まだシーズンは7試合を残している。
この日、報道陣に対応した南球団社長は「頭の中にはあるけど、シーズン終了までは動きません」と話すにとどめた。(後略)[2011年10月18日10時17分 紙面から]

因みにその前日のデイリースポーツはこの件に「慎重論」という見出しで記事にしていた。

梨田監督招へいに電鉄本社内から慎重論‐デイリースポーツonline http://www.daily.co.jp/tigers/2011/10/17/0004555894.shtml
阪神の次期監督候補の一本化が進展していないことが17日、分かった。これまで今季限りで日本ハムを退団する梨田昌孝監督(58)を、外部招へいの場合の最有力候補として調整してきたが、ここにきて阪神電鉄本社内などから慎重論が噴出。内部昇格の可能性も含めて、じっくりと監督選定作業を進めることになった。
神戸市内の自宅で取材に応じた坂井オーナーは、今季限りでの辞任を表明した真弓監督の後任人事の候補者を梨田監督に一本化したとの報道について、「勝手に書いてると思いますけど。私の頭の中ではその(一本化という)言葉はない」と全面的に否定するコメントを繰り返した。
週明けのこの日は、午前中から大阪市内の電鉄本社で定例の役員会が行われた。 会議には坂井オーナーに加え、南球団社長も出席。16日の真弓監督の辞任表明から一夜明けたタイミングだったが、オーナーは「報告?(南社長とは)会ってないです。会議で見かけたけど、しゃべってない」と話すだけだった。
前日は「(構想は)頭の中にはあるが、いま言うべきでことではない」と話していた同オーナー。17日にも南球団社長とトップ会談を行い、次期監督選定作業の進ちょく状況や、今後の見通しを確認すると見られていた。ところがこの日は両者とも、会談を否定した。
南球団社長はオーナーと「(監督問題は)話していません」とし、「(構想は)頭の中にはありますけどね」と前夜のオーナー発言を繰り返した。一気に進展すると期待された監督問題は急ブレーキ。一体何が起こったのか‐。
関係者の話を総合すると、これまで阪神はクライマックス・シリーズ(CS)進出を逃した場合に真弓監督を解任し、同時に次期監督の選定を一気に進める方向性で一致していた。その最有力候補は梨田監督だったが、「先行して調査を進めていく中で、もう一度、見直そうということになった」(電鉄本社関係者)と、外部招へいに慎重論が出ていると見られる。
指導者としての経験や人間性、マスコミ対応など、球団が求める理想の監督像に最も近いのが梨田監督。だが一方 で、前任者となる真弓監督とは同じ昭和28年生まれの「28会」の親友同士でもあることが、逆にバトンタッチへのネックになるとの見方もある。(後略)(2011年10月17日)

まあ梨田も裏ではどうやらやくざと……なんていう話もあっただけに本社から今までは看過してきたがこれからはコンプラ的にダメな場合は待ったをかけるぞなんて話でもあったのかなと思ったが、何を今更過ぎるだけにそれはないかなwま、そんなの気にしてたら鉄道屋は業務が成り立たなくなる悲しい現実があったりするがwとはいえ電鉄内部に慎重論という見出し付けたのはデイリーぐらいで、その背景には恐らく数日前の試合時に来場客から取ったアンケート結果の存在があったのかなと勘繰ってしまったが。

聖地の虎党選んだ!OBなら平田氏‐デイリースポーツonline http://www.daily.co.jp/tigers/2011/10/16/0004551490.shtml
阪神0-2広島」(15日、甲子園)

阪神球団がCS進出を逃した場合に真弓監督を解任することが明らかになって以降、初となった甲子園球場での一戦。デイリースポーツは、来場者100人に「来季、誰に指揮を執ってもらいたいか?」との緊急アンケートを行った。ファンの支持率No.1は、昨年まで2軍を指揮した平田勝男氏(52)。また、中日の落合博満監督(57)を支持する声も多かった。(後略 )

まあこの話が出てくる前には、坂井がナベツネにリッツカールトン大阪で行う久万のお別れ会(そういや今日か)の件を伝えに行ったら、ナベツネから「落合いいよ落合w」とこれまた今期で退任の落合監督を薦められたとかいう話があった訳だが……w
しかしまあ、阪神球団は誰が監督に付こうが身の丈知らずの要望をするのだろう。そしてその結果何かを間違えて次々人を喰う、とwそう思うと、ホント阪神のお偉共が始末の悪い魔物に見えてくるな。

*1:プロ野球阪神集客苦戦 監督去就…「300万人」絶望的(1/3ページ) - MSN産経west http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/111015/wsp11101514530004-n1.htm