猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

大阪キタの「百貨店戦争(笑)」にますます出遅れる阪急

なぜか日本経済の大衰退決定(私の「くたばれ日本」的なこの見方に対する異論は認めるw)と同時に本格的に始まった、大阪・キタの「百貨店戦争(笑)」どうやら一番グダ巻いていた感じのある阪急阪神が思わぬ展開で大々的に出遅れ決定した模様w
《工事難航で全面開業3度目延期 阪急梅田本店‐神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003988317.shtml
 阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングが、建て替え中の阪急梅田本店(大阪市北区)の全面開業を、予定の2012年春から延期する方針を固めたことが22日分かった。今後のスケジュールは調整中だが、開業は1年程度遅れる可能性もある。延期は今回が3度目。
 工事地域の地下に旧梅田本店の建造物が残っている影響などで作業が難航、建設日程が大幅に遅れていることが主因。
 梅田地区では百貨店や大型専門店の開業・改装オープンが相次ぎ、競争が激化している。阪急は開業延期でさらに出遅れる形となり、集客戦略の見直しを迫られそうだ。
 梅田本店の工事は05年に開始。建て替え後の売り場面積は1・4倍の8万4千平方メートルと梅田の百貨店で最大となる見通し。開業時期について阪急は当初「11年春」としていたが、その後「11年度下期」に変更。08年には工事の遅れで「12年春」になると発表していた。旧梅田本店の設計図がなく地下の構造がわかりにくいことも工事を難しくしているという。(2011/04/22 14:45)》
という訳で、JR大阪三越伊勢丹ルクア大丸梅田店始めとする大阪ステーションシティvsうめだ阪急阪神梅田本店始めとするH2Oリテイ・阪急阪神ビルマネジメント勢との全面対決はお預けといった感じ。まあ東日本大震災の影響で資材不足からさらに工期が遅れるんじゃないかという予想はしたが、それ以前に旧梅田本店の基礎部分の解体がなかなか進まないという、かつて阪神がハービスエント建設の際に難儀した事態と同じ状況に陥っているようだ。
しかも旧本店の設計図が残っていないと来たwまあ第二次世界大戦末期の大阪大空襲で大阪市街が灰燼と化す前から存在した古い建物なので、焼失したかあるいは用済みとして破棄されたかしたのだろうか。後になって池田文庫から出て来たとか言うオチだったら爆笑ものだがw
しかし2013年以降となると、今後の関西圏の景気及びH2Oリテイ・阪急阪神HDの収益次第では新しく造られる部分自体も今の完成予想図から大きく変更という事も考えられそうな感じ。
ま、金に余裕がある人はしばらくの間はじっくり大阪ステーションシティのほうを楽しんで微妙に飽きた頃に……になればいいが、まあそれまでに阪急阪神が持つかどうかにかかるかなwただでさえも本拠地でも沈んでいっている感がするからねぇw