猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

「沈みかけの太陽見つめたら許すように」うなずこうぜ

「3.11」後の今、日本凋落が完全に決定的となった今(誰が何を言おうが私はそう見ているし、そうでなければ何かがおかしいと思う。「日本は強い国」とか吐かすACのCMはマジで黙れ! 聞く度にヘドが出る。)、やはりこの曲ほど改めて、そして心して聴かれるべき曲、そして歌はないだろう。かなり前のエントリ(http://d.hatena.ne.jp/nekotetumamori/20090623#1245781458)でも取り上げたが、ASKAの『晴天を誉めるなら夕暮れを待て』。(個人的に強調したい部分を太字&色変えしてみたw)
《ダイヤモンドさえも 年を重ねてる 
 まして星なんて 燃えて消えて行く
 形あるものが 限りあるなんて 
 寂しさを添えて 信じ合っている
 科学は正しいと言う 迷信の風で育った 
 ねえ青い帽子の丘で 夕暮れに吹く風を待ってみないかい
 沈みかけの太陽見つめたら 許すようにうなずいて
 振り返らない覚悟で ついでのような角度で誉めりゃいい
 命尽きるまで 愛しつづけたい 
 命尽きるまで すべての嘘を守りたい
 かさぶただらけの心で いつも恋をして来た
 ねえ人込みの温もりが 夢見がちな季節を生んでいないかい
 そんな答えのごとく立ち上がる 青い天(そら)に抱かれても
 胸を流れる水の音(ね)が もうひとつを追うように 響きゃいい
 そんな少しばかりの満足で 青い天に抱かれても 
 胸を流れる水の音が もうひとつを追うように
 晴天を誉めるなら 夕暮れを待て
 沈みかけの太陽見つめたら 許すようにうなずいて
 振り返らない覚悟で ついでのような角度で 誉めりゃいい》
(※歌詞は当初モバゲータウンに挙がっていたものを手直しして載せたが、アルバム『NEVER END』同封の冊子掲載の歌詞に基づき転載し直した。)
現実は面白い程残酷だw絶望するしないは人それぞれの勝手だが、それでも前に進まなければならないという。「覆水盆に返らず」というが、実際その通りで津波で破壊されたあらゆる存在と壊れた原子力発電所からばらまかれた放射性物質は元の場所には決して戻らない。
だったら絶望しながら前に進んでも、別にいいよね!? 取り敢えず福島第一原発から解き放たれた放射性物質を取り込んだミュータントが現れて、彼らがこの期に及んでなおも残っている「日本」の全てを殲滅しつくすまでは(爆)