猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

阪神なんば線2周年は近くの混乱をよそ目に

阪神電鉄の「大本営発表」によると、「なんば線の勢いが止まらない♪」という事らしいwソースは2日前の神戸新聞
阪神なんば線開通2年 収入、乗客ともに増‐神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003877754.shtml
 20日で開通2年を迎える阪神なんば線について、阪神電鉄は18日までに、鉄道収入、乗客人員ともに初年度を上回ったことを明らかにした。担当の嶋井敬司・取締役都市交通事業副本部長(55)は「奈良の平城遷都1300年祭のイベント効果があったほか、利便性やサービスが定着してきた」としている。
 2年目の実績は、収入が初年度に比べ8・6%増の37億5千万円。乗客は前年より12%増え1日平均約6万5千人だった。内訳は定期外で5%増の3万5千人、定期が22%増の3万人となり、50%を目指す定期利用は42%から46%に伸びた。
 その要因について、嶋井氏は「阪神間と難波、奈良の区間が乗り換えなしという利便性が浸透し、定期が伸びた」とした。なんば線の定期券で、梅田でも乗降できるサービスも奏功したという。
 運行については「安定してきた」とし、今後、ニーズに応じてダイヤの改善を図るという。新たな取り組みとして、観光向けチケットの値下げや、臨時や貸し切り列車などの運行も検討する。近鉄特急の乗り入れは「検討中」とした。ただ、嶋井氏は「東日本大震災による影響が懸念される」と、今後の状況を注視する考えを示した。(末永陽子)》
まあ、近鉄奈良線沿線から実質乗り換えナシで大阪市西部以西に行けるという意味では最強ですよ阪神なんば線wお世辞にも速いとは言わんがな(爆)
しかし近鉄特急の乗り入れはまだまだ検討中か。鉄道畑と言われる次期社長の代になって果たしてどこまで詰められるかではあるが、まあ「諸事情でいろいろ無理ぽ……。」な阪神サイドの本音も見え隠れしているような。大体、阪神は有料特急の設定ないしなw
まあ阪神なんば線開業前からある近鉄特急の阪神線内乗り入れの話が今だ片付かない要因作っちゃったのは外ならぬ先代(実質「最終代」)社長の西川恭爾なのでしょうがない、というか村上ファンドの件の対処を西川含めた当時の阪神電鉄経営陣が見誤らなけりゃ、もしかしたら彼の代で……と思ったが、でもやっぱりムリだっただろうなあの面子ではwそもそも当時の経営陣の半分以上は阪急阪神発足後も残った訳で、実際現社長の「虎総帥」坂井信也も次期社長の藤原崇起も旧阪神電鉄終焉に致る時点で経営に関わっていた訳だし。
……ああそうか、阪神って結局社長の得意分野以外の対外折衝はダメポな組織なんだろうなと見たらいいのかw何か微妙に腑に落ちたようなwところで坂井珍也の「得意分野」って何だったっけ? 西川は鉄道畑といっても多分土木関連全般の事しか頭に無かったと思うが、坂井の場合はずっと経理畑だったって話ぐらいしか知らないしなあ……w
問題は東日本大震災の影響。記事に名前が出ている嶋井氏も心配気味だが、そんなもの福島第一原発事故という東電の企業体質が大きな要因となった震災の二次災害が発生した時点でそんなレベルはとうに通り越してると思うのだがw影響はじわじわ来ると思うよ。むしろ来なきゃ変だけど(爆)