猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

地震も原子力も、起こらない災害など、何もないw

まあ今回の東北地方太平洋沖地震だが、起きて間もない頃に発生したいかにも大津波らしい大津波で壊滅する街は続出するわ、それ以降頻繁に余震が起きてるわ、大規模火災に液状化現象と、色々半端ない事が起きていて、発生からずっと「怖い」というより「ただただ凄い」と思ってこのニュースを見聞きしている。さすが日本国内では観測史上初という規模の地震だけあっていろいろ凄い事になっているなとしかw奈良でもかなり長い時間の横揺れが続いたぞ。
原発関係は案の定トラブル発生どころかこれまで言われてきた「軽水炉の『安全神話』」まで吹っ飛んだ。まあ、個人的には柏崎刈羽原発の対処で何かとやらかしなイメージがついてしまった東電の事なので、今回も多分かなりマズイ事態になるんではと思ってはいたが……やっぱりなとしか思わなかったがw
敢えて要らん事をいうが、東京電力も所詮、れっきとした小林一三の「後継者」な訳で、その意味では阪急や昭和電工同様とんだ「やらかし」とそれに対する情報統制を何食わぬ顔でやる組織だったとしてもおかしくないんじゃないのかなという気がするw勿論それは「小林一三モデル」を取り入れた所が多い鉄道業界に見られる病であり、また彼の影響をかなり受けた松下幸之助の経営哲学を多少なりとも奉ずる組織に共通の病のような気がする。実際、パナソニックも松下政経塾出身の政治家も色々微妙過ぎるだろw
それでも炉心溶解という最悪の自体に対処されている福島第一原発関係者、およびその応援をされている方々は本当に乙としか。勿論他の原発の関係者の方々も。ただ、この一件で日本の原子力政策に対する大多数の世論は反原発脱原発でファイナルアンサーが出ると思う。それでいい。だからマスメディアや反原発派市民団体の「そら見たことか!」という声に対して「そんな事は後で言え!」とか言うなと思うが。あと一部の所謂「反ニセ科学・反トンデモ」な人達は、自らが「啓蒙」してきた事が原発推進派の擁護に謀らずも一役買ってきた事を多少なりとも自覚したほうがいい。勿論、まともな反原発派の足手まといとなっている一部のトンデモな反原発派の人達は論外だ。
ちなみに地震発生時、私は横になってうとうとしかけていたが、余りにもの揺れの激しさにツイッターのTLに注目すると、大津波警報発令とかあったので滅多に観なくなったTVをつけ、結局大津波に飲み込まれる街の映像をリアルタイムで見る事に。
やはり、事実はフィクションの世界をあっさりと越える。それは決して荒唐無稽だの夢のようだだのという話ではない。改めてそんな事を再認識した。

天災も人災も、「絶対に起こらない」ものなど、何もないのだ。絶対にな!
つまりは、そういう事だ。