猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

「片平あかね」と「祝いだいこん」

今回の年末年始の帰省の手土産に奈良県内でこんなのを買った。
右から蕪の一種「片平あかね」、最近になって奈良特産という事にされてしまった雑煮大根「祝い大根」、そして三福あられ。何れも実家のある岡山県北地域ではまずお目にかかれないであろうものだ。
これが「片平あかね」。決して人名ではなく奈良県山添村片平地区で栽培され続けてきた赤蕪という意味で最近になって付けられた品種名で、それまでは日野菜として出荷されていたらしい。(この片平あかねは西大寺ジャスコで買ったものだが、実際レジ精算時に「ひのな」で登録されていたのを確認した。)しかし一般の日野菜と異なり根全体のみならず葉まで赤いが、片平地区以外で育てたものはそこまで赤くならないと言われているらしい。
ちなみに日野菜の原産地とされる滋賀県南部はどうやらいろいろな種類の赤蕪があるようで、恐らくはそれらと同じ系統に属する品種の蕪が過去に滋賀県南部からさほど遠くない山添村にもたらされ、長らく栽培されて来たのだろうか。
これが「祝いだいこん」。まあ見た名は普通の大根を細く短くした感じ。ちなみに関西圏で出回っている所謂「雑煮大根」にはこれ以外にも先の丸まった品種のものがある。(値下げして1袋100円になったものを2袋買った。こういうのが割高なのはまあ仕方ないよねぇ。)
三福あられの裏面の文章。「お茶漬け・こぶ茶等にいれて御賞味くだされば」と書かれている所がいかにも地域独特というか。いや、某社のお茶漬け海苔に入っているのと同じぐらいの大きさのあられならまだわからなくもないけど、これはお茶漬けあられにしては大きすぎるだろ……というのが岡山県北出身の私の実感w