猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

ただの贔屓に見えないのは実力故か

まあ、天海裕希は普通以上のタカラジェンヌ=ヅカ劇団員だったということか。
《宝塚時代の天海祐希の武勇伝‐はてな匿名ダイアリー http://anond.hatelabo.jp/20100922194331
まあ彼女に関しては宝塚音楽学校入学時に植田紳爾が彼女を見て大絶賛したとかいうエピソードがあるので、その後それに応えたかのように宝塚歌劇団入団間もない時期に新人公演に出て、異例の速さでトップに昇りつめたという所をみると、やはりタカラヅカのスターの中でも元からかなりの実力のある人だった事は間違いないだろう。歌劇団や阪急・東宝のお偉方初め、ヅカヲタな政財界の偉い人の贔屓も影響しているであろうヅカ劇団員の『人事』、さすがに贔屓だけでそこまでの異例の出世は無理だろうしwそれは退団後の彼女の活躍をみてもそう考えてよいかと。
そうであるならさほど無茶苦茶な要求でなければタカラヅカの舞台の演出への要請も許された事だろう。それが歌劇団側が顧客獲得の為に思考錯誤していた時期であるならば尚更だったのではないかと。
(当時既に宝塚歌劇自体、娯楽の多様化によりあまり見向きされない事態になっており、その状況を打破すべくあれこれやってはいたようだ。しかしその傾向は日本のバブル景気の帰結である長期不況と阪神・淡路大震災の影響、そしてその後のグローバル化の影響によって決定的なものとなったのだが、それにもかかわらず顧客増の為の『改革』は今でも行われてはいる。阪急が創始者とする逸翁こと小林一三の最大の形見である『タカラヅカ』を失ってしまうと、そこから阪急は「阪急ではなくなってしまう」からねwww)