阪神ナウ!の辛い人、襲来。

以前のエントリ（http://d.hatena.ne.jp/nekotetumamori/20100610）で取り上げたブログにあった書評の件で、そのブログ主である阪急阪神の中の人『エ辛ジスト』氏からコメントとトラックバックを頂いたばかりか、ご丁寧にも『お気に入り』に登録して頂いたようでｗ
で、私がその過去エントリで「カス」とまで書いてケチを付けた3つの事項に関して反論をしておられます。
《アンチ阪急阪神ブログのご紹介‐辛口環境担当「エ辛ジスト」のアンサスティナビリティ・レポート http://hanshin-now.com/blog/page.asp?idx=10008500
１．(1)については認める。おっしゃるとおり、タイガースを常勝球団というのは「幻想」かもしれませんが、現に今優勝争いの真っ只中にいるんですから今だけでもその幻想に酔わせといてください。
２．(2)については争う。同ブログは阪神が成長しなかった理由を私が「積極経営への転換を焦る余りその身上であったはずの守りを忘れたのか、あるいは逆に旧態依然とした守りの体質に固執し実質的な企業価値の割には市場の評価を上げることができず」と述べているとしますが、これは阪神電鉄が村上ファンドによる敵対的買収の餌食になった原因として述べたもので、誤読に基づく主張であります。
３．(3)については争う。私が阪神電鉄の社員であれば、当の阪神電鉄が運営する「阪神ナウ」の中でそんなこと書けるわけねーだろうが。
　そして同ブログでは、「・・・村上ファンドによる株式買収が起きた際に社長をやっていた国鉄OB・西川恭爾の「悲劇」は、彼の経営者としての無能ぶりに輪をかける形で、彼が経営に関わった組織の中枢にこのブログ主のような連中が少なからずいた事ではなかろうか・・・」と締めています。
　これについても争う。おれ「中枢」じゃねぇしｗｗ》
１.に関しては、わかりましたじゃあ思う存分『常勝球団』幻想に酔って下さいな、かつての『暗黒時代』には優勝争いすら夢のまた夢の話だったのでしょうからｗとしか言いようがないですなｗ
２.に関しては、村上ファンド問題において阪神があのような様になった原因として「積極経営への転換を焦る余りその身上であったはずの守りを忘れたのか、あるいは逆に旧態依然とした守りの体質に固執し実質的な企業価値の割には市場の評価を上げることができず」という見解を持っているのは、何もエ辛ジスト氏のみならず大方の人がそうであろうと。ただ私はあの混乱期に『阪神』の内部にいたのであるのならばそれよりもう少し（反省の意味も込めて）突っ込んだ見解が出来るのではと思ったが故にあの様に辛辣な事を書いた訳で。
という訳で、３.に関しては……失礼致しました。過去記事から阪神の「中枢」の方かと察していたもので。てかかつて阪神グループの末端で働いていた私にとっては阪神本社勤務の電鉄社員の方々は十分「中枢」たりえますとも（ただ野田というか海老江の阪神本社を本社所在地としていた阪神グループの会社は何も電鉄だけじゃなくて、しかも私の古巣の会社に至ってはそこにすら入っておらず本社近くの阪神百貨店の配送センターの中だったんだよねｗ阪急阪神発足後しばらくしてラグサ大阪の方に引越しているけど）。私からすればハービスのサービスオフィスの方々ですら雲の上の人達だった訳で……。あと、
《http://hanshin-now.com/blog/page.asp?idx=10008500
　同ブログいわく、私のことを「阪急阪神HD出向中の阪神社員」とおっしゃっていますが・・・そんなことをここで明かしたことはないと思うけどなぁ。》　
とあるように、エ辛ジスト氏が自らブログの記事内で「阪急阪神HD出向中の阪神社員」とあからさまに名乗っていない事は私も存じております。でも過去の記事を注意深く読んでいくと、阪神電気鉄道の中の人ではなかったとは言え阪神グループの企業からの阪急サイドに出向された方であるという事ぐらいは解りますよ（かなり時間かかりますけど）ｗ