猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

宝塚音楽学校不当退学処分訴訟終結

宝塚音楽学校の不当退学処分の件は、阪急側が最終的に神戸地裁の命令に従い元生徒への退学処分撤回、但し歌劇団への入団は認めないという件で決着した模様。
《退学処分撤回、女性と調停成立 宝塚音楽学校訴訟‐神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003201121.shtml
 宝塚音楽学校宝塚市)が退学処分を取り消さないのは不当として、元生徒の女性(19)が地位確認と慰謝料などを求めていた訴訟で、神戸地裁で14日、学校側が退学処分を撤回することなどで調停が成立した。
 訴状などによると、同校は、女性が無断でマスコミの取材を受けたことや、宝塚大劇場で拾った財布を寮に持ち帰り9日間放置したことなどを挙げ、2008年11月と09年1月の2回、女性を退学処分にした。女性は事実誤認などを理由に地位保全の仮処分を申し立て、同地裁は「退学の理由にならない」と決定した。だが学校側が女性の登校を拒絶したため、女性は09年11月に提訴。同地裁が今月、調停への移行を決定していた。
 原告代理人によると、調停条項は、学校側は女性の退学処分を撤回し、卒業資格の取得を認める▽女性は宝塚歌劇団への入団を求めない‐など。また、学校側の謝罪の有無や慰謝料は公表しないことで合意した。
 神戸市中央区兵庫県弁護士会館で記者会見した女性の母親は「娘の名誉は完全に回復した。しかし、学校の不誠実な対応には今でも不信感でいっぱいだ」と苦しい胸の内を明かした。女性は「(退学処分の取り消しが)認められて、うれしい。ただ、宝塚の舞台に立つ夢がかなわなかったことを残念に思う」とのコメントを寄せた。
 宝塚音楽学校の岩崎文夫校長は「元生徒との間で裁判で争うことになり、遺憾に思う」としている。(2010/07/14 20:33)》
てか「遺憾に思う」んだったら一方的に退学させなきゃよかったんだろと思うがw
しかし決着が小林ハム平死去の後になったところをみると、やはりこれは歌劇団音楽学校関係者やその取り巻き達がハム平の権威を傘に着て相当好き勝手やっていたのを阪急中枢が小林家に免じてずっと見てみぬフリをしてきたという事になる。そうなると、この生徒の本当の意味での名誉回復は音楽学校の理事長となった角のオッサンや学校長である岩崎能勢電常務がどこまで彼女を周りの悪意から守ってやれるかにかかっているのではなかろうか。