猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

『乗車』『下車』の境はどこなんだろう?

先々週頃から、阪急の各駅に鳳蘭コスプレポスターの新作が掲示されているのに気付いていたが、じっくり見ていなかったので先日梅田に遊びに出たついでによく見てみた。

「お客様が駅を出るまでが『ご乗車中』と考えます。」か……。
一瞬、もの凄くツッコミ入れたい気分に駆られたが……やめとこう。なにしろ「鉄道を都市のエレベーターにしたい。」とかいう考えのスルKAN副社長氏(てかあの組織、社長は時の大阪市交通局長なので実質のトップは副社長な訳だがw)を出した会社だしw
鉄道を利用する時、普通の人の感覚だと、鉄道車両に乗り込んで、目的地で鉄道車両を降りるまでの間が『ご乗車中』だ。
ところが阪急含めた鉄道事業者における『ご乗車中』とは、知っている人も多いと思うけど乗客が改札を入り、目的地の駅の改札を出るまでの事を指すんだよな。
で、このポスターの文言は「駅を出るまで」が『ご乗車中』ときた。まあもし仮にスルKAN副社長氏のビジョン通りの事態(予言しておくが、彼の思い描くような事態には絶対にならない。鉄道会社が副業で儲けたカネは副業の維持に使われて無くなるのがオチだろう。ましてや副業が時代にそぐわないものであればそれらは鉄道会社本体のクビを絞める事になるのは、阪急単体だけを見ても自明の理だろうにw)になるような時代がきたら、そう考えざるを得なくなるんだろうな。多分。