猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

『猛虎』に続き『食の阪神』も終了しました

阪神食品館、御影クラッセに続きミント神戸も終了の様子w
阪神食品館が一時休業へ ミント神戸神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002789548.shtml
 阪急阪神百貨店を傘下に置くエイチ・ツー・オーリテイリングは、神戸市中央区の複合商業ビル「ミント神戸」地下1階に出店している「さんのみや・阪神食品館」を、4月1日から一時休業する。売り上げが低迷しているためで、再開時期は未定という。
 2006年10月、同ビルの開業と同時にオープン。売り場は約1200平方メートルで、パン、洋菓子、総菜など食品関連の21店舗が入居する。同社広報担当者は「当初の計画を根本的に見直したい」と説明している。(末永陽子)》
御影クラッセの方は阪急オアシスが入る事で何とかなったが、旧阪神百貨店の代名詞(?)ともいうべき『食の阪神』、結局は経済状況が変化したら早速通用しなくなる殿様商売だったという事ですな。あとは『食の安全』がどの食品小売業者にとって当たり前の認識になったという事も影響しているだろう。そうなれば消費者が選ぶ基準はマイナス成長・ゼロ成長及び低成長の経済下では「値段」のみになり、何も百貨店や高級スーパーで食料品を買う必要性など無くなる訳で。つまりこうなったのも当然の帰結。大体、『食の阪神』の発想の根源は「ウチだけは安全・安心や。しかし決して安くないでっせ、ウチは百貨店やから。」という一種の思い上がりともいうべき考えから来ていたと言ってもいいだろうし。
後はミント神戸という立地上の問題。三宮には他にも阪急三宮駅の地下にいかりスーパーがあり、しかも三宮そごうには阪神三宮駅から地下通路ですぐに行くことが出来るわで、「わざわざミント神戸阪神食品館まで行くのマンドクセwそんなんだったら遠出がてらにエビスタ西宮か梅田の阪神百貨店本店行くわw」というのが各線三宮駅ユーザーの本音ではなかろうか。ま、阪神には阪急との合併前からよくありがちな、「調子乗って大風呂敷広げたらサッパリダメでしたorz」という話の好事例というべきかw