猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

阪神坂井珍也「近鉄さん急かさんといて!!」

なんば線開業の功績で褒められっ放しの阪神だが、
《神戸市 阪神電鉄に感謝状 観光に貢献‐神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002773700.shtml
 阪神なんば線(尼崎‐大阪難波)の開通1周年を前に神戸市は10日、観光振興と地域社会の発展に貢献したとして、阪神電気鉄道大阪市)に感謝状を贈った。
 同線は2009年3月20日に開通。大阪・難波を経由して神戸と奈良を乗り換えなしで結ぶことで、通勤・通学、観光などで新たな利用者も生み出した。
 この日は、同社の坂井信也社長に矢田立郎市長が感謝状を贈呈。坂井社長は「神戸は港がきれいで山も近く、奈良とは違った美しさがある。1年でさらに認知してもらえた」と話していた。》
その内情はというと……やっぱりなな感じw
近鉄の姫路乗り入れは11年度以降 阪神電鉄社長‐神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002770979.shtml
 阪神電鉄の坂井信也社長は9日までに、近鉄が希望している阪神神戸高速鉄道を経由しての山陽電鉄・姫路への乗り入れについて「2010年度の実施は難しい」との考えを示した。近鉄側は今春にも実現させたい意向だったが、坂井社長は「ダイヤの調整など課題が山積している」と話している。
 近鉄は修学旅行や団体など貸し切り電車での乗り入れを想定。世界文化遺産のある姫路と奈良とをつなぐほか、近鉄グループがホテル、テーマパークなどを展開する伊勢志摩(三重県)に山陽沿線から観光客の誘致を図りたい考えだ。
 阪神近鉄は、昨年3月20日の阪神なんば線開業とともに相互乗り入れを開始。阪神三宮‐大阪難波近鉄奈良間で直通運転している。
 近鉄の山陽乗り入れには、ダイヤ以外にも施設や安全設備の調整、試運転などが必要となる。実現の可能性について、坂井社長は「急がずに(近鉄側と)話し合っていきたい」と話している。》
近鉄としてはやはり平城遷都1300年祭までには何とかしたい考えなのだろう。自分とこの売上絡んでるしwところが阪神側は慣れない3社間相互直通をやり始めたら運用グダグダになっちゃいましたという、開業当初からの問題を何も解決できていないという事なのか。
まあムリもないよな。工事始め出した時期に株式買収問題で鉄道畑出身の西川が社長辞任(*1)、代わりに社長になったのは経理畑一筋の坂井だし、ついでに手塚まで会長と球団オーナー辞めてしまい、阪急阪神HD発足で阪急ともども電鉄会長職は不要になった(*2)が角のオッサンが球団は阪神に任せると言ったものだからそこで阪神が球団オーナーに就けたのが坂井のかつての上司で「阪神電車はテーマパークの乗り物」とか吐かした珍ヲタ宮崎だもんな……。まさかと思うが近鉄・山電との折衝に当たってきた社員を何も考慮せずに配属転換しちゃったとかそんな事してないだろうな……? いや、ただ仮にそうでなくても今と同じ状況になってるかもしれないようなw
(*1)なんば線を管理している西大阪高速鉄道の初代社長がこの人だったりする。阪神電鉄社長就任時にそっちの役職から降りているが。ただこの人鉄道畑といっても土木関係の方なんだよな……。。
(*2)阪急も会長やってた大橋氏がこの時相談役に退いている。が、昨年秋に小林公平が池田文庫の理事長を退任したらしく、その後任として選ばれたところを見るともしかしたらまだそれなりの影響力はあるのかもしれない。