猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

村上ファンド阪神株買収問題の時のそっちの西川社長曰く「星野SDは阪神電鉄重役になるべき」《訂正済》

はてブに上がってた記事より、
《NEWS ZEROが麻生を目の敵にする理由: 痛いテレビ跡地 http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/71159/69904/50617592
 星野仙一の後援会「虎仙会」の会長は日本郵政の西川社長。》
これはあまりにも有名な話。Wikipedia西川善文』の項目にも記載されている。
我が相棒(自宅『警備員』だから『警戒棒』かw)のYahoo!モバイルで『虎仙会 西川善文』で検索したら、大阪日日新聞に連載されていた虎仙会の人が書いてた記事(頑張れ!星野仙一SD 虎仙会便りhttps://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/kosenkai/index.html)が挙がってきた。
以下は西川善文日本郵政社長に就任した翌日、虎仙会パーティーに出席したときの記事。勿論、阪神電鉄村上ファンドに首筋押さえられてもがいていた時期の話。
《終わりよければすべてよし(2005/12/07)http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/kosenkai/kosenkai051207.html
 日本郵政株式会社の初代社長に決まったばかりの西川善文虎仙会会長は超過密スケジュールの中で無事出席していただいた。パーティー当日は午前中会議をこなし、午後からは次々面談。羽田から飛行機に飛び乗り、伊丹の大阪空港からタクシーを飛ばしてパーティー会場のリーガロイヤルホテルへ。食事もそこそこに、午後8時には会場を出られ、大阪空港から帰京された。つい先日まで入院されていたとは思えぬ元気さで「退院後もう4回ゴルフに行ったよ」とケロッとされている。》
とまあ、現在『かんぽの宿』問題で吊し上げにされ、昨日の鳩山邦夫総務大臣辞任の原因となった『そっちの西川社長』とこの時期以前から持ちつ持たれつな星野一派。
で、この「村上ファンド阪神降臨」〜「新元締めとして阪急見参!」な時期のここの連載記事を見てたら星野仙一の一派が、どれだけ彼が買収問題時の混乱に上じて阪神電鉄の経営権を握る事態になる事を欲していたかがよく分かる。
《村上対策、切り札は星野(2006/02/15)https://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/kosenkai/kosenkai060215.html
 電鉄経営陣を応援している金融筋もこの点を最も危惧(きぐ)している。在阪の5大私鉄でバブル期に最も傷が少なかったのが阪神だが、裏を返せば「無能だっただけ」とも言える。タイガースにしても「勝つことが本当のファンサービス」などと愚にも付かぬことを球団トップ(*1)が言うくらいだから、マーケティングに基づいた長期的な観客動員策など考えたこともなかろう。
 この期に及んでの切り札は星野仙一しかない。今年の株主総会で新たに電鉄取締役に選任し、専務として迎え球団を含む関連事業を統括してもらう。それによって村上氏が打つ手を失うだけでなく、電鉄内での強力なリーダーシップを形成できる。せっかくの掌中の珠を失ってはならない。》
まあそれは『球団オーナー付きシニアティブディレクター』就任後の星野の本心だったかもしれない。「阪神わしが育てた。」なんていうかつての阪神電鉄グループ全構成員をバカにした(ま、あのお偉方じゃバカにされてもおかしくないけどw)な言葉を平気でいう様な奴ですからなw(実際私も2ちゃん鉄道板のスレで「星野貴様どの口で村上批判を言うか!」という趣旨のレスをした覚えがある。)
で、そっちの西川社長も星野が阪神電鉄の経営に関わるべきという意見だったらしい。
《将来は兼務で球団社長を(2006/01/25)https://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/kosenkai/kosenkai060125.html
 SDは今年も阪神タイガースと契約した。私などは「この際、電鉄の役員に起用してこの未曽有の経営危機を彼に託してはどうか? 将来的には兼務の形で球団社長をすればいい」と思っている。そのことは虎仙会会長である日本郵政株式会社の西川善文初代社長も「今最もふさわしい人材だ」と言っておられる。》
ふーん、村上じゃなくて星野ねぇ……元国鉄技術職故なのが災いして無能だった『こっちの西川社長(現電鉄相談役)』の本音は「どっちもイヤじゃorz」だったんじゃないのと思うがwどんな無能なトップでもそれなりの高等教育受けた人間なら組織に対する忠誠心を示すあまり恫喝に近い事を言うような奴らは危険だと考えるよw(*2)多分。
だから京阪佐藤社長(現CEO)に見放された後のこっちの西川社長(現相談役)はそっちの西川社長の古巣である三井住友銀(*3)の示したプランである『阪急との統合』という現実的な道を選んだ訳じゃないの?www(ま、本人に聴かないと分からん話かw)
しかしまあこの記事書いてる人のダブスタぶりが酷いw以下は上記『村上対策、切り札は星野』より。
《これは昔からある「株の仕手線」屋と同じで、別に新しいやり方ではない。ハゲタカ外資と組んで多少スマートな体裁を取っているだけで、とてもまともな経済活動と言える代物ではない。これが「米国式弱肉強食経済」にかぶれた小泉首相竹中総務相が組み、押し進めて来た市場開放策の正体だ。》
お宅んとこの会長=そっちの西川社長が、その竹中平蔵と懇意だという(だから日本郵政の社長になれたと言われている)事を知ってて書いてたのかね?wwwこの記事書いた人w
因みに『こっちの西川社長(現相談役)』についてもそれなりに笑える話があるのでそれはまた別の機会に。にしてもこの人、阪急角社長との会見時に「泥臭いイメージの阪神とエレガントなイメージの阪急」(*4)とか言ってたようだが、やはりこの人最後までタテジマ一辺倒には染まらなかったということか。久万や手塚の延長線上にいた彼が目指したものは、おそらく後者。
(*1)多分、手塚昌利か牧田俊洋の事を指してるんでしょう。
(*2)『SDこそ阪神希望の星』(https://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/kosenkai/kosenkai060524.html)とか『SD「徹底抗戦」宣言』(https://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/kosenkai/kosenkai060531.html)とか、もはや書いてる人のノリがウヨか二・二六事件五・一五事件青年将校の域。ま、気持ちはわからんでもないがこの発想は『とてつもない阪神(笑)』以外の何物でもない。てかリーグ優勝回数すら阪急ブレーブスの半分しかない『アンチ東京』故の人気が取り柄だけの球団の取り巻きがナニを抜かすかと今見ても思うんだがw
(*3)因みに『村上寄り』とされ激怒し阪神を去った当時の社外取締役、今は『赤福』のお偉いさんである玉井英二氏も元々ここの人http://jig132.mobile.ogk.yahoo.co.jp/fweb/0613nMpYllb3WnLh/0?_jig_=http%3A%2F%2Fgendai.net%2F%3Fm%3Dview%26g%3Dsyakai%26c%3D020%26no%3D34975&_jig_keyword_=%8B%CA%88%E4%89p%93%F1&_jig_done_=http%3A%2F%2Fsearch.mobile.yahoo.co.jp%2Fp%2Fsearch%2Fpcsite%2Flist%3Fp%3D%258B%25CA%2588%25E4%2589p%2593%25F1%26b%3D3%26trans%3D1&_jig_source_=srch&guid=on
(*4)他所で見かけた表現だが『意地の阪神・粋の阪急』『ハイソなイメージの阪急と下駄履きのイメージの阪神』西川恭爾が言った例えは後者に近い。前者は阪急・阪神の違いを特に言いえて妙。