釣りと落差が……鉄道会社としての自覚の強さはJR西・近鉄≧南海・京阪＞（越えられない壁）＞阪急阪神
このところその慣習が問題視されている(？)企業による新卒募集の季節は過ぎたが……阪急阪神HDの中核組織である阪急電鉄の採用情報ページ（http://dentetsu.hankyu.co.jp/jinji/index.html）を見てみる。
まあ同業他社同様、『総合職』（本社あるいは各副業部門を取り仕切るエリート層従業員）と『運輸現業職』（駅業務や乗務に携わる末端の社員）の募集とに別れているが、総合職募集サイト（http://dentetsu.hankyu.co.jp/jinji/employment/index.html）の力み過ぎが半端ないｗてか、キャッチコピーの「文化が生まれる瞬間に立ち会ってみないか？」ってある意味熱こもり過ぎのスゲー釣り文句だなｗｗｗ
その『釣り文句』に込めた意味の説明がこちら。
《文化が生まれる瞬間に立ち会ってみないか？‐阪急電鉄株式会社 採用情報::文化が生まれる瞬間に立ち会ってみないか？ http://dentetsu.hankyu.co.jp/jinji/employment/special/culture.html
当社が実現したいものは、いかに斬新なものであっても後に世間のスタンダード・定番となるようなサービスなのです。（画像内の文章より）》
何その自負っ振りパネェｗｗｗ
片や、本業とは言え運輸現業職（所謂駅員や乗務員のお仕事）の募集ページ（http://dentetsu.hankyu.co.jp/jinji/urban/index.html）は……無難過ぎて落差しか感じないｗ
大体、大手同業他社でかつて2chの鉄道板で企業体質がよく似ていると言われたJR東日本ですらその採用情報のトップページ（http://www.jreast.co.jp/recruit/student/index.html）のキャッチコピーは、「きのうのすごいを、あしたのふつうに。」とかいうもの。ちなみに駅スタッフ募集のページ（http://www.jreast.co.jp/recruit/green_staff/index.html）にあるそれは「FACE JR東日本の顔になる。1,686万の笑顔に触れる。」、社会人採用のページ（http://www.jreast.co.jp/recruit/society/index.html）のそれは「動かせ、鉄道の未来。」という、至って普通のもの。
関西圏の同業他社にしてもJR西(*1)、近鉄（http://www.kintetsu.jp/employment/adoption/index.html）、南海(*2)はこれといった『釣り文句』を用意していない。しかし南海も企業理念で『総合生活企業』(*3)とか言っているところを見ると『日本最古の私鉄』としてのプライドに縛られて色々大変そうだな……ｗ近鉄の「当社は国籍による差別のない公平、公正な採用を行っています。」はごもっともなんだが会長の山口昌紀が日本会議の人間だった事を考えると正直微妙に信用できない気が……どうなんだろうねｗ
そしてある意味阪急同様逝ってしまってないか？ と言いたくなるのが京阪。
《2011年度採用情報（トップページ）‐京阪電気鉄道株式会社 http://www.keihan.co.jp/jinji/top.html》
《2011年度採用情報（総合職）‐京阪電気鉄道株式会社 http://www.keihan.co.jp/jinji/index.html》
"How far do you think we'll go?"「どこまでいくんだ!?京阪。」かよｗ……まあ驚きはしないよｗここの会社のCSR報告書が半端ないレベルだという事を考えるなら違和感はないｗ
おまけは阪神。新卒採用はやってなかったようだが（まあ元々あまりやる気のない企業ではあるのだが……）、『HANSHIN RAILWAY BUSINESS CAMP』と題して学生向けインターンシップはやっていた模様
《HANSHIN RAILWAY BUSINESS CAMP2010‐http://www.hanshin.co.jp/jinji/businesscamp/index.html》
けどこれの釣り文句も「野球よりも電車よりも街を好きになれる仕事です。」かよｗ鉄道稼業までネタでしたって言いたいのか!?ｗオイ!!ｗｗｗ
(*1)http://www.westjr.co.jp/jin/fresh/及びhttp://www.westjr.co.jp/jin/fresh/message/index.html及びhttp://www.westjr.co.jp/jin/kisotsu/参照。
(*2)http://www.nankai.co.jp/recruit/graduate/index.html参照。ただし南海の場合は『新入社員インタビュー』（http://www.nankai.co.jp/recruit/graduate/freshers/index.html）と『内定者座談会』（http://www.nankai.co.jp/recruit/graduate/rookie/index.html）が『釣り』の役割を果たしていると言ってよいがｗ
(*3)http://www.nankai.co.jp/company/company/index.htmlより。「明日を創造する総合生活企業」ねぇ……。
