猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

直接人命に関わるマナーの啓発せずして何が『マナーの大切さをみんなに伝える正義のヒーロー』だ

つーか、各鉄道事業者が「踏切の無断横断ヤメレ」という啓発活動やってるのにも関わらずこういうのが跡を絶たないんだから。明らかに遮断機降りた後で電車来るだろという状況で我慢できず踏切を渡るヤツが後を断たぬものよ……。(勿論自殺目的だったとか事故の被害者が認知症あるいは精神障害を抱えてたとか、JR東海道線の摂津富田の踏切の様に健常者でない人が渡りきるにはしんどい状況が諸事情で放置されている事例もあるが……。)
《踏切で特急と接触、女性重傷 阪急神戸線神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0003402483.shtml
 5日午後10時前、芦屋市西山町の阪急神戸線芦屋川‐岡本間の踏切で、近くの女性(58)に、梅田発新開地行き特急電車と接触。女性は腕の骨を折る重傷。
 阪急電鉄によると、特急の運転士が、下りていた遮断機の間から踏切内に進入してきた女性に気づき、非常ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。芦屋署の調べでは、女性は踏切を渡ろうとしていたらしい。
 この事故で、特急を含む上下計10本が最大10分遅れ、約2400人に影響が出た。(2010/09/06 00:56)》
ただ、これはあくまで関西圏だけでのハナシだがJR西に比べて阪急始めとする関西私鉄の啓発活動は正直及び腰だよなという気がする。マナー啓発活動は散々やってるくせにwそういや少し前に阪急今津線で踏切無謀横断しようとして亡くなった子供がいたな。
阪急はマナーアップキャンペーンの一環で数年前から『マナーアップ戦隊マナブンジャー』なるものをやってるが(http://www.hankyu-hanshin.co.jp/yume-machi/katudou_vol20.html参照)、鉄道用地内無断立入禁止とかいう客(時によっては自社従業員やグループ企業・協力会社の従業員も)の人命にかかわる事すらロクに啓発しないで、何が「こども達の心にさまざまな公共マナーが根付くまで、また親御さんをはじめとする大人に『こどもの前でかっこ悪いことはできへんなぁ』と思ってもらえるように、マナブンジャーは戦い続けますよ。」だ……。「放置自転車ダメ」「車内での携帯電話自粛しる」「マイカーより公共交通」とかいう演目繰り返すんだったら、「踏切無謀横断禁止・駅ホームから線路上に落とし物をしても線路に降りない・趣味で鉄道写真撮る時は線路に立ち入らない(w)」という趣旨の演目でも加えたらどうだ!?
追記:しまった。前のエントリもだが視覚・聴覚障害者の事はスルーかよとツッコミ入れられてしまう内容の文章になってるorz勿論そういう人達の死亡リスクを少しでも減らす技術的・制度的なバックアップがあればいいのだけど、悲しいかなジャップの国と企業は元々そういうのに関心ないよなw手前味噌的にはやってはいるがw