猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

ハム平こと小林公平、フォーエバー!!(爆)

かなり今頃になって書くのもなんだが、まさかエントリタイトルの件の為だけに、生まれてこの方初めて宝塚歌劇の公式誌『歌劇』を買おうとはw最も話のネタに「どう見ても高校の生徒会誌のようなノリだろコレ(だってサイズといい冒頭のグラビア写真ページ除いたらそれっぽいし)w」と笑いを堪えつつ立ち読みした事は何度とある。
で、私が買ったのは2010年7月号。「小林公平先生追悼特集」目当てという極めて不謹慎な動機によるもの。内容はというと、宝塚歌劇関係者による追悼文と小林ハム平の生前の写真からなる。
追悼文の最初を飾るのは『ハムいちりじちょ』こと息子の小林公一宝塚歌劇団理事長だが、他の追悼文を寄稿している面子がまた半端ないw(阪急社長である角のオッサンはまあ当然過ぎるので別として)川勝平太静岡県知事、松下正幸パナソニック副会長、平松邦夫大阪市長とか。ま、彼らが寄稿した理由は知っている人もいると思うけどね。他にも日本舞踊の花柳流や山村流の家元も追悼文書いてますwもちろん扇千景始めとする元劇団員や植田紳爾ら演出家達、歌劇団現役メンバー達の追悼文も。「天国の何処に行かれても必ず探します(キリッ)」という一文の入った鳳蘭の弔辞も全文掲載されている。
本当は各人の追悼文の要約を紹介したい所だけど、やはりネタバレになりそうなのでやめとこう。発売されてもう1ヶ月近くなるので本屋には置いてあるかどうかは微妙な所だが、図書館の雑誌コーナーには置いてある所もあるかもしれないので、見かけたら騙されたと思って目を通してみよう。話のネタ元として損はないから(爆)平松市長が鳳蘭のコアなファンである事を吐露していたり、酒井澄夫の追悼文が「先生何処行かれたんですか〇| ̄|_」という内容だったり、ハム平がぶら下がり健康器ブームの際に「早速買って、毎日ぶら下がってます」と言っていた事を柴田侑宏が書いてたり、轟悠に「轟君には、こういった作品、海軍の白い軍服のような衣装を着てほしいんだよね…」と言っていたとか、扇千景参院議長の時に議長公邸で各国大使夫妻を招待して観桜会やった時に当時の月組メンバーや歌劇団役員を引き連れて夫婦共々やってきたとか、個人的にツボったのは角のオッサンが趣味で作曲した曲を一つハム平に披露したら、詞を書いてもらって、更にとある劇団員のディナーショーにその曲を使用したとかいう話だが、掲載されている写真と合わせてハム平パネェwwwな話が色々書いてあるから(笑)
けどハム平、ハムいちりじちょの追悼文で始めてしったけど、癌だったのな……まあ昨年『花の道から』で二度入院したとかいう話を本人が書いていたからそういう事じゃないかとは思っていたが。
そりゃそうと、『花の道から』に代わる新コーナーは始まるのだろうか? 始まるとすれば一体誰が執筆するのか? ただ一つ言える事は、ハム平が『花の道から』を書き始めたときからは物書きをめぐる環境は大きく代わってしまったという事だ。