猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

まだマイナスイオンとかフツーに言えるのかよw

あるある大事典』データ捏造事件をきっかけに、「疑似科学」「トンデモ」であったという認識が広まり、日本の大手家電メーカーもそれを売りにした製品を製造販売しなくなった(但し、似たようなモノを相変わらず売りにはしている模様w)と思っていた『マイナスイオン』であるが、どうやら「ニセ科学」「トンデモ」に関する議論を全く知らなかった、或いは敢えて無視した者にはその認識が全く無いのだという事を改めて思ってしまった。
なぜなら、最近某所で何の違和感無しに『マイナスイオン』という言葉をつかったブログの記事を目にしたから。
それはどこかというと……『あるある大事典』を制作していた関西テレビの親会社・阪急電鉄の公式ブログポータルサイト『ブログdeバーチャル駅長』の記事でだ。それも元タカラジェンヌで今は歌劇団関連の阪急子会社従業員やってる人のブログで、だw
《TAKARAZUKA BEAUTIES(タカラヅカ ビューティーズ)第9回!!前編‐まだまだ新米ぶぅーぶの「タカラヅカ・スカイ・ステージ番組取材」|阪急沿線口コミ情報サイト「ブログdeバーチャル駅長」
http://www.ekiblo.jp/user/sp_boo_bu/sp12/14771.html
 ゴールデンウィークは楽しく過ごせましたでしょうか?
 ぶぅーぶも自然と戯れ・・・
 豚なのに、海へ行ってきました!
 マイナスイオンを浴び、美しい景色を満喫しました。》
まあこの文章はあくまで前フリなのでリンク先の本題とは関係ない(因みにブログ主が自らの事を豚呼ばわりしているのは彼女がブログ及び担当しているタカラヅカ・スカイ・ステージの番組内での「分身」が豚のキャラだからだろう)。けどなあ……こんな事書く奴がいる以上、マイナスイオンを「現実に存在しているもの」であるという認識がまだまだそれを広めた奴らの中に根強く残っていると見做していいと思うんだよねw阪急に関してはこうなると個人的にはもしかしたら関テレ取締役でもある阪急社長の角のオッサン自体が何らかの理由で(ネタと判っていたとしても)そういうものに弱い、或いは「トンデモ」だと見抜けないんじゃないのかと勘繰ってみたくなる。
もっともこれは、マイナスイオンに限らず血液型性格判断とか『水からの伝言』とかそのテの話にも言える。てかバーチャル駅長の一部ブログを見ているとやっぱりそういったモノ信じている人達がコメント欄に登場しているし。やはり類は友を呼びますかw