猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

ノブいのは池田センセだけじゃない

濱口桂一郎氏のブログ経由だけど、なんか池田信夫氏がまたトンデモな事を言っている様子w
http://agora-web.jp/archives/868044.html
 民主党の方針は反企業・親労組という点で一貫している。その結果出てくる政策が矛盾しているのは、この方針がナンセンスだからである。企業の投資を阻害して、労働者を豊かにすることはできない。
 その典型が、民主党政権が来年の国会に出そうとしている公開会社法である。これは連合が求めている「労働者参加」を法的に義務づけ、日本を資本主義から社会主義に変える法案だ。このような時代錯誤の法案が21世紀になって出てくるのは、日本が社民党政権で痛い目にあった経験がないからだろう。》
これには思わず、池田センセも寄稿しているニューズウィーク日本版(*1)の版元の親会社である某私鉄の『創始者』が、安倍信三の祖父を「アカ」呼ばわりしたとかいう話(*2)を思い出したwちなみにこれ、日本が十五年戦争やってた頃の話w日本社会の「ウヨ」「サヨ」の基準ってこの頃からいい加減だったのかもしれないorz結局その基準が天皇をどうしたいのかという事に尽きる事態になってしまってるしな。
しかしまあ、こんな事書くと「お前も何もわかってないやいけ!w」ってあちこちから言われそうなんだけど、池田センセは「御用組合」の存在を知らなかったのかなと思ってしまった。もちろんこれらは経営側が自分達にとって都合のいい様に企業を経営するためのやり口なんだけど、同時に彼らの存在がよくも悪くも労使双方の力のバランスを取ってきた側面は否定出来ないんじゃなかったのかと思う。そういや「御用組合」も「改革」を標榜していた人達から散々叩かれてましたっけw(おかげで私も「労組って情けねぇ連中の集まりだったんだなw」と思っていた時期がありました。)他にもそれとは別のやり口として株主総会対策として「株主社員」の存在もあった筈だけど。それに日本国内に有る全ての企業が創業者一族が何等かのカタチで経営に関わる企業ばかりでもなかった(*3)と思うんだけどどーよ? な気がする。
ただ、池田センセのような事考えてる奴って結構多そうな気がする。なぜならジャップに自民党政権を支える思考を与えて来た体制寄り及び反「特定アジア」(笑)のメディア(*4)の発想が「真の資本主義国はアメリカだけ」という発想だからねぇ。しかも未だ「反共」で踵を揃えてるという醜い時代錯誤ぶりwいい加減隣の中華人民共和国の現状よく見ろよ、「中共」呼ばわりして腐して見てるのは冷戦が今でも続いていると信じている(いや信じていたい)ジャップだけだという気分になるのは私だけかいなw
(*1)といっても雑誌本体じゃなくて、web版の方ねw
(*2)但しソースはウィキペディア小林一三」の項orzちなみにこれもソースがウィキペディアだが彼と交流のあった一人に橋本凝胤という薬師寺のトンデモ坊主がいた。やはり類は友を呼ぶか。
(*3)果たして例として挙げるのが適切かどうか微妙なんだけど、久万俊二郎体制〜阪急と合併するまでの阪神電鉄とか。最近の歴代社長の経歴見ただけだと久万も手塚も西川も現社長の坂井も全員リーマン社長の筈なんだけどなwてか阪神は明確な意味での創業者がいないに等しいと言っていい組織。(うわ、創業時からの株主だった辰馬家の存在スル-して書いたかもorz)
(*4)文春とか新潮とかフジ・産経とかワック『Will』とか。日テレ・読売・中公もか。小学館SAPIO』『週刊ポスト』もだし、比較的マシな部類とは言え阪急コミュニケーションズが版元になってから以降のニューズウィーク日本版も例外ではないわなw