猫轍守衛の偽業務日報

訳あって暇人やってる、その昔似非鉄道趣味者だったクズの毒吐きブログ。虎もライオンもデカい猫だけど、文句ある?

阪神タイガースオーナー・坂井信也にまつわるエトセトラ

珍ヲタ&阪急阪神ウォッチャーなら誰でも知っている筈であろう阪神電鉄社長兼タイガースオーナーの坂井信也。
昨年の北京五輪での星野ジャパンV逸で星野仙一が大バッシングされた際に過剰なの星野擁護をしたり、球団『世紀のV逸(笑)』後、岡田彰布が監督職の辞意を示したにも関わらずしつこく続投依頼したりと、珍ヲタのみならずアンチ阪神にも話題を提供してくれる『半珍のエライ人』。
はてブに私が昨日のモバゲー日記で『珍也w』と皮肉ったそんな御仁の言動に関する記事のブクマが残っていた。まあ、去年の阪急阪神百貨店発足より前の話だけど。
はてなブックマーク - asahi.com:「優勝しても阪急にセール認めません」 阪神社長 - ビジネスhttp://b.hatena.ne.jp/entrymobile/2887643
記事にアクセス出来ないのが残念。まあ、阪急との合併で阪急を宗主様扱いしなきゃいけない事に対する鬱憤の爆発でしかなかった事はブコメを見て貰えれば察しがつくかと。
せっかくなので、「坂井信也」でYahoo!検索。出るわ出るわ半珍球団記事w
その中から、これは去年の阪急阪神役員人事に伴う球団オーナーに就任時の産経の記事を。
【人】 阪神球団オーナーに就任する坂井信也さん (1/2ページ) - MSN産経ニュースhttp://jig127.mobile.ogk.yahoo.co.jp/fweb/04081AMnS1y2BiFd/4k?_jig_=http%3A%2F%2Fsankei.jp.msn.com%2Fsports%2Fbaseball%2F080601%2Fbbl0806012132012-n1.htm&_jig_source_=srch&_jig_done_=http%3A%2F%2Fsearch.mobile.yahoo.co.jp%2Fp%2Fsearch%2Fpcsite%2Flist%3Fp%3D%258D%25E2%2588%25E4%2590M%2596%25E7%26b%3D3%26trans%3D1&guid=on
>なかなか勝負強い人のようだ。「じゃんけん大会では優勝。ゴルフに行ったら雨降らん。ああ、社長になったのもそうかな」。だから試合を見れば、どうしても勝敗にこだわる。「雨で試合がなかったときはホッとする。少なくとも負けへんから」と苦笑。ただ、どんなに負けていても「途中でやめるのは難しいね」と最後まで見届ける。
(中略)
座右の銘を聞かれて苦笑した。「以前『適当に書いておいて』と言ったら『適当』になっていた」。今は松下幸之助氏の著書にヒントを得て「最善を尽くす」にしている。
「勝負強いじゃなくて運がいいだけだろw」という、阪神の提灯持ちでもある産経の記事へのツッコミは置いといて、
>「じゃんけん大会では優勝。ゴルフに行ったら雨降らん。ああ、社長になったのもそうかな」
社長就任は運なのかよwまあ『世紀のV逸(笑)』もその『強運体質(笑)』が招いたんだろうけどw
座右の銘が『適当』(「適当に書いておいて」と言われてそのまんま『適当』と書いてしまった阪神の中の人のセンスもアレだが……w)から松下幸之助の本の影響で『最善を尽くす』ですか……。[*1]
こちらは週刊中国新聞経済メルマガの【2006年5月30日(火) 阪神新社長に坂井常務】より。
http://jig133.mobile.ogk.yahoo.co.jp/fweb/0408zB9PzSThHbGV/0?_jig_=http%3A%2F%2Fwww.media-club.jp%2Fmedia%2Fnews%2Fbacknumber%2Fjinji060602-30.html&_jig_keyword_=%8D%E2%88%E4%90M%96%E7&_jig_done_=http%3A%2F%2Fsearch.mobile.yahoo.co.jp%2Fp%2Fsearch%2Fpcsite%2Flist%3Fp%3D%258D%25E2%2588%25E4%2590M%2596%25E7%26b%3D83%26trans%3D1&_jig_source_=srch
>阪急に吸収されるのではとの懸念に対しては「(阪急に)のみ込まれないから見ていてください」と、きっぱりと否定。
『統合』という名の合併から3年、その結果は阪神エンジニアリングと阪神百貨店という旧阪神系二大勢力の阪急系への吸収合併だった訳だがwそういやホテルもIT事業も一社化したんだっけ。次は前球団社長の牧田常務率いる阪神航空の番なんですがwああ、だから「阪急での阪神優勝セールは認めません」な事を言ったのかw
最近では、
甲子園球場:ちょっぴり狭かった 工事前に判明 - 毎日jp(毎日新聞)http://jig118.mobile.ogk.yahoo.co.jp/fweb/0408CxNWYJAgEz7c/0?_jig_=http%3A%2F%2Fmainichi.jp%2Fkansai%2Fnews%2F20090316k0000m040079000c.html&_jig_keyword_=%8D%E2%88%E4%90M%96%E7%20%20%20%8Db%8Eq%89%80%8B%85%8F%EA&_jig_done_=http%3A%2F%2Fsearch.mobile.yahoo.co.jp%2Fp%2Fsearch%2Fpcsite%2Flist%3Fp%3D%258D%25E2%2588%25E4%2590M%2596%25E7%2B%2B%2B%258Db%258Eq%2589%2580%258B%2585%258F%25EA%26b%3D3%26trans%3D1&_jig_source_=srch
阪神タイガースのオーナーも務める坂井信也・阪神電鉄社長は「それでも十分に広く、甲子園のホームランが本物のホームラン」と話した。
……。

ちなみに、前オーナーの宮崎恒彰、実は坂井の上司だった人で、オーナー交代劇に関してはこんな話も有る。
2008年05月31日のブログ|日刊 鼠小僧http://jig109.mobile.ogk.yahoo.co.jp/fweb/0408cr6QTCqf5bw1/0?_jig_=http%3A%2F%2Fameblo.jp%2Furanews%2Fday-20080531.html&_jig_keyword_=%8B%7B%8D%E8%8DP%8F%B2&_jig_done_=http%3A%2F%2Fsearch.mobile.yahoo.co.jp%2Fp%2Fsearch%2Fpcsite%2Flist%3Fp%3D%258B%257B%258D%25E8%258DP%258F%25B2%26b%3D153%26trans%3D1&_jig_source_=srch
>坂井氏は電鉄内で「キャリア」とされる神戸大学出身で宮崎氏の後輩である[*2]。だが、宮崎氏は電鉄本社専務、坂井氏は社長。阪神タイガースの歴代オーナーは電鉄本社の社長が務めてきたことを思えば、本来の形に戻ったのだが、岡田阪神にとっては、この交代劇の持つ意味は大きい。
(中略)
>5月14日に発表された直後、新オーナーについて感想を聞かれると岡田監督はニンマリしたと言う。
>「そんなもん、誰がオーナーでもかめへんがな‥」とぽつり。
>そうして、こうも言った。「真っ白い人が来てくれたがな」と。
>星野氏の監督時期にタイガースは「明大閥」が芽をもたげてきていたという。宮崎前オーナーの星野びいきもあって一挙に勢力を伸ばしてきたという。岡田監督等「早大組」は面白かろう筈がない[*3]。実力がモノを言うプロの世界でも学閥の影響力は無視出来ない。選手起用やコーチ、フロント人事にまで表われるところを見るとトップ交代人事が体制に及ぼす影響は計り知れない。
ちなみにに「宮崎恒彰」でYahoo!検索かけたらこんなのがw[*4]、阪急との統合決定後、宮崎がプロ野球オーナー会議で「新規参入の保証金30億払え!」と一喝され嫌々払わされる羽目になった事に関して、星野仙一後援会『虎仙会』の奴が書いた当時の球団フロントへのグチなのだが、
https://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/kosenkai/kosenkai060906.html
>結局、牧田俊洋球団社長も野崎勝義連盟担当球団取締役も、ほかの電鉄役員同様、考えが世間の常識とズレていた。つまり、阪神電鉄関係者は「阪急に吸収合併されたんじゃない。阪神はこれからも阪神」という意識を持っており、今回の30億円は他の球団所持企業から見れば「吸収合併で阪神は消えた」という認識。SDを交えてキチンと事前に討議しておけば、必ず打つ手もあったろう。残念ながら、すべては後の祭りと悔しい思いが残る。
まあ北京五輪V逸で星野仙一阪神球団と共に叩かれた星野後援会の中の人の言だという事を差し引いて読む必要はあるけれど、
>考えが世間の常識とズレていた。つまり、阪神電鉄関係者は「阪急に吸収合併されたんじゃない。阪神はこれからも阪神」という意識を持っており、
哀しいかな、坂井珍也もまた例外ではなかった事は今更言うに及ばず。[*5]

岡田「そんなもん、誰がオーナーでもかめへんがな‥」
どんでんはホントは同じ早大卒の阪急角社長が球団オーナーになっていた方がよかったのかもしれない。[*6]

[*1]因みに前社長西川恭爾は『脚下照顧』(阪神グループ誌『GROUP HANSHIN』No,6より)、前球団オーナー宮崎恒彰は『一所懸命』(2006.7.21付デイリースポーツ記載のインタビューより)
[*2]二人とも神戸大卒→阪神入社という経歴である。
[*3]星野仙一一派と岡田彰布の確執は岡田の監督辞任時にも一部スポーツメディアで報じられていた。
[*4]この人でYahoo!検索なりググるなりしてみると、実はビルボード関係の記事もアップされる。まあ大阪/福岡ブルーノートからビルボードライブへの鞍替え決めたのこの人だしね。
[*5]宮崎もまたいうに及ばず。ガチの珍ヲタだからしょーがないw
[*6]阪急角社長は早大卒です。